柔道、16歳の阿部が最年少優勝 48キロ級は渡名喜がV 

女子52キロ級で初優勝し、記念写真に納まる阿部詩(中央)=デュッセルドルフ(共同)

 【デュッセルドルフ(ドイツ)共同】柔道のグランプリ大会第1日は24日、ドイツのデュッセルドルフで男女計5階級が行われ、女子52キロ級で16歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)が決勝でフランス選手に優勢勝ちして初優勝した。得意の内股がさえ、4試合で一本勝ち3度の快勝だった。国際柔道連盟(IJF)によると、グランプリなどを含む主催の国際大会「ワールドツアー」を16歳で制したのは史上最年少。

 女子48キロ級で21歳の渡名喜風南(帝京大)は、決勝でフランス選手を抑え込んで制覇した。男子66キロ級の磯田範仁(国士舘大)はジョージア選手との決勝で延長の末に敗れ、準優勝。


  • LINEで送る