トーチで水素活用検討へ 五輪聖火リレー、環境配慮 

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、聖火リレーのトーチで日本の技術と環境保全をアピールするため、温室効果ガスを抑制する水素エネルギーの活用を検討することが24日、分かった。組織委幹部が「環境に配慮した持続可能な五輪の観点からも重要なテーマ。どこまで技術開発で可能か専門家とも協議していく」と述べた。

 東京五輪は環境に優しい大会の実現へ「選手村を水素社会の実現に向けたモデルとする」と運営計画で掲げており、大会車両でも水素を利用する燃料電池車を導入する方針。


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