企業、66%が6月解禁前に面接 採用活動前倒し 

 18年春に卒業する予定の大学3年生らに対する面接などの選考を、経団連が加盟企業向けに定める解禁の6月より前に実施する予定の企業が昨年より10・3ポイント高い66・5%に上ることが24日、人材サービス会社アイデム(東京)の調査で分かった。

 同社の担当者は「人手不足で企業の採用意欲は高く、採用活動の前倒しにつながっている」と話した。回答した中に経団連加盟企業が含まれているかは不明だが、採用日程ルールの形骸化が進んでいるとの指摘。

 従業員規模別に見ると、最も多かったのは千~2999人の75・2%。300~999人(67・5%)、3千人以上(67・1%)が続く。


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