2017年2月24日 09:55 | 無料公開
トランプ米大統領
【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、ロイター通信のインタビューで、米国は核戦力を後退させてきたと不満を示した上で、世界最大級の核保有国としての優位性を保つため、核戦力を拡大することに意欲を表明した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を巡り、中国に対し北朝鮮への影響力を行使するよう圧力を加える構えを見せた。
トランプ氏は「私たちは核戦力でどの国にも劣ることはない」と強調。オバマ前大統領が訴えた「核兵器なき世界」を逆行させる姿勢を見せた。
トランプ氏は大統領選中も、ロシアが核戦力を増強している状況で、米国の対応は不十分だと主張していた。