まつげのエクステ接着剤に注意を 付け爪も、皮膚炎の恐れ 

 人工のまつげを付け足す「エクステンション」や「付け爪」で使う市販の接着剤の一部から、皮膚炎などの原因となる化学物質のホルムアルデヒドが検出されたとして、東京都が注意を呼び掛ける。若い女性に人気だが、都は「業務用や海外製品をインターネットなどで手軽に入手できるようになった。知識がないまま自己流で施術すると、障害を起こす恐れもある」としている。

 都によると、接着剤から検出されるホルムアルデヒドの量などを規制する法律は「付けまつげ」用にはあるが、エクステや付け爪用にはない。体に付ける接着剤全般では、成分表示への法規制もないという。都はそうした法規制を国に要請。


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