高校生の就職内定率90・9% 12月末、7年連続の上昇 

 今春卒業予定で就職を希望している高校生の2016年12月末時点の就職内定率は前年同期より0・9ポイント増の90・9%だったことが17日、文部科学省の調査で分かった。7年連続の上昇。

 文科省は「小売り、製造などの業種を中心に求人倍率が伸びている」としている。昨春卒業の高校生が対象の調査では、16年3月末時点の就職率は97・7%だった。

 調査は全国の国公私立高のうち、就職を希望する約19万1千人を対象に都道府県教育委員会などを通じて実施。内定者は約17万4千人だった。

 内定率は男子が前年同期比0・5ポイント増の92・0%、女子が1・4ポイント増の89・2%。


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