京都府立医大、虚偽の診断書否定 組長と交際「一切ない」 

記者会見する京都府立医大病院の吉村了勇病院長。虚偽の診断書作成について否定した=16日午後、京都市

 暴力団組長を巡る京都府立医大病院(京都市)の虚偽診断書作成事件で、同病院が16日、記者会見を開き、吉村了勇病院長(64)が「捜査機関などに回答した内容に虚偽はない」と説明した。暴力団組長との交際についても「一切ない」と否定した。

 回答した七つの書面は「いずれも公正・適切なもの」と断言。主治医の講師が作成した原案を訂正するよう指示したとされる疑惑に対しては「内容を変えるよう、指示してはいない」と否定した。京都府警の捜査について「なんでこんなことになったのか分からない」と話した。


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