米「黄金州の殺人鬼」逮捕 70〜80年代、DNA型一致

米カリフォルニア州で起きた連続殺人・強姦事件で、殺人容疑で逮捕されたジョセフ・ディエンジェロ容疑者(同州サクラメント郡保安官事務所提供、ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州で1970〜80年代に発生した連続殺人・強姦事件で、米司法当局は25日、4人を殺害した疑いで同州の元警官ジョセフ・ディエンジェロ容疑者(72)を逮捕したと発表した。遺留物と容疑者のDNA型が一致した。米メディアが報じた。

 犯人は当時「黄金州(カリフォルニア州)の殺人鬼」と呼ばれており、事件では少なくとも12人が殺害され、45人が強姦被害に遭っていた。当局は余罪を追及する。

 関係者によると容疑者は米海軍に入隊歴があり、カリフォルニア州内で70年代に警官として勤務していた。


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