知的障害者に「うそつき」、兵庫 姫路の施設を処分

 兵庫県姫路市は20日、同市の民間会社が運営する知的障害者向け施設「ぐるーぷほーむ みのる」で、入所者の20代女性が約束を守らなかったとの理由で「わたしはうそつきです」との趣旨のプラカードを首から掛けさせるなど人格を傷つける行為があったとして、同日から業務停止6カ月の処分にしたと発表した。19日付。

 市によると、施設では20〜30代女性3人の入所者に対し、約束を破った場合は連帯責任を負わせるとの誓約書を署名させていたほか、入所者が持っていた音楽プレーヤーを1年間にわたり取り上げたり、テレビを見ることを制限したりするなどしていた。


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