ひかりの輪に立ち入り検査 公安庁、観察処分更新後初めて

 公安調査庁は20日、団体規制法に基づき、オウム真理教の後継団体とされる「アレフ」から、教団元幹部の上祐史浩氏(55)が分派、設立した「ひかりの輪」の施設を立ち入り検査した。公安審査委員会が1月に6回目となる観察処分の更新をして以降、ひかりの輪への立ち入りは初めて。

 公安庁によると、ひかりの輪の施設は全国に8カ所あり、今回立ち入り検査したのは、東京都世田谷区にあるひかりの輪の本部。上祐氏の説法を収録したCDやDVDが保管されていたという。


  • LINEで送る