女子高生刺傷、少年の審判決定 鹿児島家裁

 鹿児島家裁は20日、鹿児島市で1月、女子高生を刺傷したとして殺人未遂などの疑いで家裁送致された当時15歳の中学生だった少年について、少年審判の開始を決めた。期日や回数は明らかにしていない。

 家裁は2月、少年の家庭環境や心身の状況などを調べるため、観護措置を実施。今月9日には2度目の観護措置の決定をした。同22日までだった期限を同28日まで更新することも決めた。

 少年は1月7日午後、鹿児島市の歩道付近で、面識のない女子高生の腹などをナイフで数回突き刺し、重傷を負わせた疑いで同20日に逮捕された。「(襲う相手は)誰でもよかった」と供述している。


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