22日にパラグアイ大統領選 中道右派候補が圧倒的優勢

大統領選の集会に妻と参加したマリオ・アブド・ベニテス氏=18日、パラグアイ南部(ロイター=共同)

 【ハバナ共同】南米パラグアイで22日、カルテス大統領の任期満了に伴う大統領選が行われる。7人が立候補する中、世論調査では中道右派の与党、コロラド党のマリオ・アブド・ベニテス候補(46)が圧倒的にリードし、初当選が確実視されている。

 1989年の民主化以降、コロラド党は1回を除き全ての大統領選で勝利しており、今回も盤石の戦い。最近の各種支持率調査では、ベニテス候補が55%前後と首位で、2位の野党統一候補、中道左派エフライン・アレグレ候補(55)の30%前後を大きく引き離している。

 即日開票され、22日夜(日本時間23日午前)に大勢が判明する見通し。


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