サッカースタジアム、7月再開へ 福島のJヴィレッジ、復旧順調

復旧作業中のJヴィレッジのスタジアム=2017年11月

 東京電力福島第1原発事故の対応拠点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)の運営会社は20日までに、施設の中心となるメインスタジアム(5千人収容)を7月28日に再開すると明らかにした。復旧作業が順調に進み、当初予定していた来年4月から前倒しした。

 今年7月にはピッチ6面や宿泊施設が再開することは既に決まっており、メインスタジアムも追いついた形となる。来年4月には屋内練習場などが利用可能になり、全面再開となる。

 Jヴィレッジは1997年、東電が整備して福島県に寄贈。国内初のサッカーのナショナルトレーニングセンターとして使われた。


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