東証、午前終値2万2222円 一進一退の値動き

 20日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟む一進一退の値動きとなった。円安ドル高傾向を好感する買い注文の一方、相場の過熱を警戒する売りも出た。半導体関連株は軟調さが目立った。

 午前終値は前日終値比30円95銭高の2万2222円13銭。東証株価指数(TOPIX)は4・26ポイント高の1754・44。

 外国為替市場は日米金利差の拡大観測から円売りドル買いが優勢で、円安は輸出企業の業績にプラスに働くとの見方が広がった。一方、平均株価は前日までの5営業日続伸で500円超上昇しており、反動で当面の利益を確定する売りも出た。


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