九電社長に池辺氏昇格へ 玄海再稼働めどで若返り

 九州電力が、瓜生道明社長(69)の後任に取締役常務執行役員の池辺和弘氏(60)を昇格させる人事を固めたことが20日、分かった。瓜生氏は会長に就く。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の計3基が再稼働し、玄海4号機も再稼働めどが立ったことから若返りを図る。

 6月末の株主総会後の取締役会で交代する。貫正義会長(73)は相談役に退く見通し。

 新社長に就任する池辺氏は経営企画本部副本部長などを務め、昨年6月に22人抜きとなる異例の人事で執行役員から取締役常務執行役員に昇格した。


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