IR法案、担当職員はカジノ禁止 政府や地元自治体、首相も

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡り、政府が中央省庁や立地自治体でIR関連業務に携わる職員を対象に、カジノでのギャンブル行為を禁じる方針を固めたことが19日、分かった。カジノ規制などに関与する公務員と事業者の癒着防止が目的で、27日に国会へ提出予定のIR整備法案で定める。

 中央省庁の職員は国内の全カジノで客としての入場を禁止とし、首相や全閣僚も対象とする。自治体職員は地元のカジノにのみ適用。異動で関連業務から離れたケースなど具体的な基準は今後詰める。


  • LINEで送る