南米で訪日旅行売り込み 4千万人目指し市場開拓

WTTC年次総会でスピーチ後、他の出席者と握手する日本旅行業協会の田川博己会長(左)=18日、ブエノスアイレス(共同)

 【ブエノスアイレス共同】日本政府観光局などは18日、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれている世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)年次総会の会場で記者会見し、訪日旅行を売り込んだ。政府は東京五輪・パラリンピックが開催される2020年に訪日外国人旅行者4千万人を目指しており、訪日が少ない南米でも開拓を進める戦略だ。

 瓦林康人・観光庁審議官は17年の訪日客が約2869万人と過去最高を更新したことを紹介し、「日本政府の一丸となった取り組みが成果を出している」との見解を示した。


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