2018年4月18日 19:35 | 無料公開
米中央情報局(CIA)のポンペオ長官=12日、ワシントン(UPI=共同)
【パームビーチ共同=清水敬善】米中央情報局(CIA)のポンペオ長官が北朝鮮を極秘訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談したことが明らかになった。トランプ大統領は17日「世界的問題を解決するチャンス」と正恩氏との会談に意欲を表明、歴史的首脳会談の実現へ前進していることを強調した。トランプ氏は一方で会談が開かれない可能性にも言及。北朝鮮の非核化を巡る意見の隔たりが残っているとみられ、首脳会談に向けた準備交渉は重要な局面に入ったもようだ。
ロイター通信によると、次期国務長官に指名されているポンペオ氏の訪朝は韓国が仲介。正恩氏の会談への姿勢を見極める目的があった。