17年度、訪日客2977万人 1〜3月の消費額は17%増

東京・浅草寺の雷門を訪れた外国人旅行者ら=2017年11月

 観光庁は18日、2017年度(17年4月〜18年3月)の1年間で日本を訪れた外国人旅行者は、推計で前年度比19・9%増の約2977万人だったと明らかにした。月間の訪日客数は前年を上回るペースが続いており、18年1〜12月で3千万人を突破する可能性が高そうだ。

 今年1〜3月の訪日客の消費額は前年同期比17・2%増の1兆1343億円。1人当たりの消費額は0・6%増の14万8891円で中国や韓国といった個人客の消費の伸びが全体を押し上げた。

 消費額を国・地域別に見ると、中国が最多の4391億円。台湾が1495億円、韓国が1476億円、香港が819億円と続いた。


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