サリン使用、確証なくシリア攻撃 米CNN報道

 【ワシントン共同】米CNNテレビは17日、シリアの首都ダマスカス近郊での化学兵器使用疑惑について、猛毒サリンが使われたとの確証を得られないまま米国が英国、フランスと共にシリア攻撃に踏み切ったと報じた。米国は現場から直接、試料を採取できていないという。複数の情報当局者の話としている。

 米英仏はシリア時間の14日にミサイル攻撃を実施。米政府高官は被害者の症状に基づきサリンや塩素が使われたと判断したと説明していたが、サリン使用については必要な試料が欠如していた可能性がある。


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