玄海原発3号機、近く発電再開へ 九電報告書、佐賀県が了承

 九州電力は17日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の配管に穴が開き蒸気が漏れたトラブルに関し、再発防止策を含む報告書を佐賀県や原子力規制庁などに提出した。山元春義取締役が県庁を訪れ、安全教育の徹底や屋外配管の点検計画を策定するといった対策を副島良彦副知事に報告した。九電は近く発電と送電を再開する方針を記者団に示し、県も了承した。

 3号機のトラブルは3月23日の再稼働から1週間後の同月30日に発生。運転停止中に雨水が配管の表面にたまり、配管が腐食したことなどが原因とみられている。


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