エッフェル塔に友好の光 石井さん親子がプロジェクト

「燕子花図屏風」が投影されたエッフェル塔のイメージ

 照明デザイナー石井幹子さんと長女の石井リーサ明理さんが、パリのエッフェル塔をライトアップするプロジェクトを17日、都内で発表した。日仏友好160年を記念して日本政府などが展開する企画「ジャポニスム2018」の一環で、9月13、14日に行う。

 「自由と美、そして多様性」をテーマに約10分間のプログラムを構成。最新の技術を駆使して、国宝である尾形光琳の「燕子花図屏風」などの映像を投影し、さまざまな光をまとわせる。

 幹子さんは、ライトアップは通り掛かった不特定多数の人々が楽しめる展示だと説明。「今まで日本を知らなかった方々へ、大きな扉になるのでは」と期待する。


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