東証、午前終値2万1680円 もみ合い、方向感欠く

 12日午前の東京株式市場は、シリア情勢の悪化を懸念した売りと好業績株への買い戻しが交錯して方向感を欠き、日経平均株価(225種)は前日終値近辺で、もみ合った。

 午前終値は前日終値比7円03銭安の2万1680円07銭。東証株価指数(TOPIX)は3・63ポイント安の1721・67。

 トランプ米大統領が、ツイッターへの投稿で化学兵器使用疑惑を巡り、シリアに対してミサイル攻撃などを検討する姿勢を表明。シリア政権を支持するロシアも批判したのを受けて、朝方は、米ロの関係悪化への不安感が広がった。前日の米株価が下落したことも売り材料となった。


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