2018年4月10日 06:53 | 無料公開
【パリ共同】世界保健機関(WHO)は9日、オーストラリアで今年発生した食中毒の原因となった、リステリア菌に汚染されたメロンが、日本など9カ国・地域に輸出されていたと明らかにした。ロイター通信が報じた。
WHOは、輸出過程の洗浄により菌が残留している恐れは低いとしている。しかし潜伏期間が最長90日間あり、感染が今後起きる可能性もあるとして、警戒を呼び掛けている。
ロイターによると、オーストラリアの食中毒は1〜4月に起き、19人の感染が確認され、7人が死亡した。オーストラリアで生産されたメロンが原因と特定され、2月末に回収。