新党巡り5日にも党首会談 希望と民進、立民は拒否

 希望、民進両党は2日、旧民進勢力による新党結成構想を巡り、5日にも党首会談を行う方向で調整に入った。民進の増子輝彦幹事長は記者会見で「5日か6日には行いたい」と述べ、来週早々に新党協議会を発足させたいと表明した。希望は前向きに対応する。立憲民主党は2日の執行役員会で新党構想に応じない方針を確認し、党首会談は拒否する意向だ。

 増子氏によると、民進の大塚耕平代表は1日に立民の枝野幸男、希望の玉木雄一郎両代表に電話し、党首会談の開催を求めた。玉木氏が理解を示す一方で、枝野氏は断ったという。新党結成について、増子氏が改めて立民側に申し入れる。


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