佐川氏、27日証人喚問 改ざん関与、目的が焦点

佐川宣寿前国税庁長官

 衆参両院の予算委員会は27日、森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざんを巡り、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問を行う。参院は午前9時半、衆院は午後2時から、約2時間ずつ尋問。佐川氏が改ざんへの関与や改ざん目的を証言するかが焦点となる。

 国会での証人喚問は、森友学園問題に絡み、昨年3月に学園の籠池泰典前理事長に実施して以来約1年ぶり。

 両院とも佐川氏が真実を述べると宣誓した後、最初は予算委員長が総括尋問を実施する段取り。その後、参院は自民、民進など8会派、衆院は自民、立憲民主など7会派の議員がそれぞれ尋問する。


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