鳥取市長に深沢義彦氏当選 共産推薦の新人破る

 任期満了に伴う鳥取市長選は25日投開票され、無所属現職の深沢義彦氏(65)=自民、公明推薦=が、無所属新人の共産党県委員塚田成幸氏(54)=共産推薦=を破り、再選を果たした。投票率は31・51%で過去最低だった。

 深沢氏の市政運営への評価が主な争点となった。深沢氏は、地震で倒壊する恐れがあると指摘とされた市庁舎の新築移転や、4月の中核市移行などの実績を強調。中心市街地の活性化に取り組むと訴え、多くの鳥取県議や市議の応援も得た。

 市内の事務所で支援者らを前に「身の引き締まる思いだ。人口減少や少子高齢化など山積する課題に引き続き正面から取り組む」と話した。


  • LINEで送る