詰将棋、藤井六段が初の4連覇 解答選手権チャンピオン戦

藤井聡太六段

 将棋の最年少プロ、藤井聡太六段(15)は25日、名古屋市などで行われた「第15回詰将棋解答選手権チャンピオン戦」で優勝し、史上初の4連覇を成し遂げた。記録を次々と塗り替える“天才棋士”が、実戦の終盤の力に直結する詰め将棋でも実力を示した。

 藤井六段は2015年、最年少の12歳で優勝。17年には、プロ棋士の宮田敦史六段(36)と並ぶ史上最多の3連覇を達成していた。

 玉を取ることを「詰ます」という。同選手権は玉を詰ます正確さや速度を競い、多くのプロ棋士も参加する。今回は名古屋のほか、東京、大阪の3会場に分かれ、105人が出場した。


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