新型新幹線が試験走行 JR東海「N700S」

 JR東海は23日未明、JR静岡駅で東海道新幹線の新型「N700S」の試験走行を公開した。2020年度に営業運転を始める予定で、性能の確認作業を続けている。

 同日午前0時すぎ、16両編成でJR浜松駅を出発。午前1時ごろ、発光ダイオード(LED)を使ったヘッドライトで前方を照らしながら、従来のN700系に比べて両端の縁を立たせたシャープな形の先頭車両が姿を見せ、静岡駅に滑り込んだ。

 JR東海によると、試験走行は20日から始まり、今回が2回目。いずれも加速とブレーキの性能チェックが主な目的で、今後、耐久試験なども実施する予定という。


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