ソマリアで爆発、14人死亡 過激派が声明

 【ナイロビ共同】ソマリアの首都モガディシオのホテル近くで22日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し少なくとも14人が死亡、10人が負傷した。国際テロ組織アルカイダ系の過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。AP通信などが報じた。

 ホテルは人通りが多い道路に面し、通行人らが巻き込まれた。爆発後に銃撃戦もあったという。

 ソマリアでは長年、内戦状態が続き、混乱の中でアルシャバーブが勢力を拡大。掃討作戦で弱体化したとみられていたが、昨年10月にモガディシオ中心部で爆弾テロを起こし500人以上を殺害するなど攻勢を強めている。


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