東証、午前終値は2万1461円 反発、買い戻し優勢

 休日明け22日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ決定後の米株安と円高を懸念して下落して始まったが、その後は割安感から買い戻しが優勢となった。

 午前終値は休日前の20日終値比80円52銭高の2万1461円49銭。東証株価指数(TOPIX)は1・36ポイント安の1714・93。

 朝方は売り注文が先行した。米国の輸入制限を巡る混乱拡大への警戒感が根強く、外国為替市場の円相場が一時1ドル=105円台後半に上昇したことが影響した。

 ただ3営業日で値下げ幅が400円を超えており、次第に買いが入った。


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