小1死傷者、小6の3倍 警察庁、歩行中の交通事故分析

学年別で見た歩行中の小学生の死傷者数

 2013〜17年の5年間に歩行中の小学生が巻き込まれた交通事故を警察庁が分析したところ、小1の死傷者数は7461人で、小6の2085人の3倍以上だったことが22日、同庁への取材で分かった。死者数に限ると差はさらに広がり、小6の4人に対して小1は32人と8倍となった。

 入学シーズンを前に、警察庁は「子どもがまねをするので、絶対に大人が横断歩道を赤信号で渡ったりしないでほしい」と呼び掛けている。

 警察庁によると、小1〜6年の歩行中の死傷者数は5年間全体で2万7264人、このうち死者数は84人だった。


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