ロヒンギャ支援を訴え 女優のブランシェットさん

ケイト・ブランシェットさん(UPI=共同)

 【ジュネーブ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務めるオーストラリア出身の女優ケイト・ブランシェットさんは21日、ミャンマーから隣国バングラデシュに脱出したイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民について、現地が雨期に入る前に難民キャンプの安全確保が必要だとして、国際社会に支援を訴えた。

 ブランシェットさんは最近、バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪れた。人道支援スタッフや難民らがモンスーンに備えてキャンプの補強などに追われる姿を目にし、支援は「時間との闘いだ」と強調した。

 ブランシェットさんは米映画「アビエイター」などで知られる。


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