ロシアW杯へ出場に賛否、英世論 神経剤襲撃事件で 

 【ロンドン共同】英南部の神経剤襲撃事件を発端にした英国とロシアの外交関係悪化を受け、ロシアで6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)にイングランド代表が出場するべきかどうかを巡り、英国で議論が熱を帯びている。ボイコットを支持する議員も徐々に増加、最近の世論調査では賛否が拮抗している。

 英紙タイムズと世論調査会社ユーガブは14~15日に英国の約2千人を対象に聞き取り調査を実施。出場支持の39%に対し、不支持は34%、分からないが27%だった。

 事件にロシアが関与したとの見方を強めるメイ首相は14日、W杯への王室メンバーや閣僚らの派遣見送りを表明した。


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