モーリシャスの女性大統領辞任へ 癒着疑惑で批判 

 【ナイロビ共同】AP通信は17日、インド洋の島国モーリシャスのギュリブファキム大統領(58)が辞表を提出したと報じた。辞任は23日付。アフリカで唯一の現職の女性大統領だった。

 アフリカの科学技術向上に取り組む国際非政府組織が提供したクレジットカードを使い、約2万7千ドル(約290万円)相当の洋服や宝石を私的に購入した疑惑が報じられ、辞任を求める声が高まっていた。

 NGO創設者のアンゴラ人ビジネスマンがモーリシャスで事業を計画しており、ギュリブファキム氏と癒着していたとの見方が出ている。

 ギュリブファキム氏は著名な科学者で、2015年に大統領に就任した。


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