野党、首相夫人付職員も喚問を 予算委で追及強化 

群馬県伊勢崎市内の会合で講演する立憲民主党の福山幹事長=17日午後

 野党は17日、森友学園の決裁文書改ざんを巡り、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問について「与党が一日も早く認めるべきだ」(福山哲郎立憲民主党幹事長)と訴えた。安倍昭恵首相夫人や夫人付の政府職員だった谷査恵子氏らの喚問も要求。19日の参院予算委員会集中審議で政権への追及を強める構えだ。

 佐川氏の喚問に関し、福山氏は17日の読売テレビ番組で「19日(の参院予算委のとき)に議決してくれれば、実現する」と与党をけん制。民進党の増子輝彦幹事長はさいたま市の党会合で喚問議決を実現させるため「19日に徹底的な議論をしなければいけない」と語った。


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