NY株続伸、72ドル高 持ち高調整の買い優勢 

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比72・85ドル高の2万4946・51ドルで取引を終えた。目立った取引材料を欠く中、週前半の3日間にダウ平均が計577ドル下落したことから、週末を控えて持ち高調整のために買い戻す動きなどが出た。

 前日からの上げ幅は一時、157ドルに達した。しかし、トランプ米政権内で国際協調を重視してきた幹部が相次いで離脱したことで、経済や外交の姿勢がより強硬になるとの懸念が意識され、上値の重い展開となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は0・25ポイント高の7481・99。


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