英外相「ロシア大統領が決断」 神経剤事件で記者団に 

 【ロンドン共同】英国のジョンソン外相は16日、英南部での元ロシア情報機関員らに対する神経剤襲撃事件について、神経剤の使用は「ロシアのプーチン大統領が決断した可能性が非常に高い」と記者団に述べた。英メディアが伝えた。

 発言に対しロシアのペスコフ大統領報道官は同日「ロシアは事件に関係なく、われわれの大統領に言及することは不快で許し難い」と批判した。

 一方でジョンソン氏は、事件後に英国内で高まりつつある反ロシア感情に懸念を示し「われわれが口論しているのは(ロシアの市民でなく)プーチン氏だ」と強調。国民に冷静な対応を求めた。


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