2018年3月16日 17:46 | 無料公開
50歳以下の町議の報酬を月18万円から30万円に引き上げて若手の政治参加を促す長崎県・五島列島の小値賀町の取り組みが3年間で終了することになった。15日の町議会で廃止に関する条例が可決された。異例の試みだったが、期待された効果はなく、町民から「金で釣るな」との批判もあったという。 小値賀町は人口減少と高齢化が進み、町議8人の平均年齢は65歳を超えている。2015年から50歳以下の町議に限り報酬を引き上げることを決めたが、同年の町議選で50歳以下の立候補者は一人もいなかった。