玄海原発3号機、23日再稼働へ 九電、規制委に作業報告 

九州電力玄海原発3号機(左)と4号機=2017年6月、佐賀県玄海町

 九州電力は16日、再稼働に向け大詰めを迎えた玄海原発3号機(佐賀県玄海町)に関する作業報告を原子力規制委員会に提出した。22日に原子炉容器内の制御棒の機能検査を終える予定で、問題がなければ23日に再稼働する。川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続き、九電で再稼働する原発は3基目となる。

 九電が提出後に公表した作業計画によると、16日以降に非常用予備発電や安全装置などの機能検査を順次実施。22日に原子炉容器内での核分裂を抑える制御棒の検査を終え、翌23日に制御棒を引き抜き再稼働する。

 営業運転の再開は4月下旬となる見通し。


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