ヘリ墜落で防衛省幹部招致、佐賀 県議会で謝罪 

佐賀県議会の特別委員会で謝罪し、頭を下げる防衛省幹部ら=16日午前

 佐賀県議会の特別委員会は16日、同県神埼市の住宅に陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが墜落した事故を受け、防衛省幹部らを参考人として招致し、陸自による調査や被害対応に関し説明を求めた。

 冒頭、防衛省の小波功サイバーセキュリティ・情報化審議官ら18人が起立し、「心よりおわびし、不安と不自由を余儀なくされている被害者にお見舞いを申し上げる」と頭を下げた。

 事故は2月5日夕に発生。目達原駐屯地(同県吉野ケ里町)に所属していたヘリが住宅を直撃、乗組員2人が死亡したほか、家にいた女児がけがをした。この住宅を含む2棟が焼け、他に8棟が落下物で屋根などを損傷した。


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