2018年3月16日 10:49 | 無料公開
衆院財務金融委で答弁する財務省の太田充理財局長。右は麻生財務相=16日午前
衆院財務金融委員会は16日、麻生太郎副総理兼財務相が出席して、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざんについて一般質疑を行った。財務省の太田充理財局長は、佐川宣寿前国税庁長官が決裁文書の改ざんを知っていたかどうかと問われ「知っていたと思っている」と答えた。
太田氏は文書の報告を巡る経緯について、国土交通省が文書書き換えの可能性を指摘した5日に麻生氏に報告せず、「全てをまとめて11日に報告した」と明らかにした。
国交省は5日に首相官邸にも書き換えの可能性を報告。安倍晋三首相と菅義偉官房長官には6日に内容が伝わっていたことが明らかとなった。