「無謀な行動」とロ非難 神経剤襲撃でNATO 

 【ブリュッセル共同】英南部で元ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件を巡り、欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は15日の記者会見で、使用された化学物質は「これまで開発された中で最も毒性が強いものの一つ」と指摘し「ロシアの無謀な行動」を改めて非難した。

 事務総長は、こうした神経剤による襲撃は1949年のNATO結成以来、加盟国では初めて起きたとし「受け入れることはできない。文明世界にあるまじきことだ」と強調した。


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