2018年3月16日 06:41 | 無料公開
【ワシントン共同】米大統領選に介入したなどとして対ロシア制裁を発表したトランプ政権は15日、ロシアのサイバー攻撃に対処するため、今後も追加制裁を発動する方針を表明した。エネルギー関連施設へのサイバー攻撃についてもロシアを初めて公然と非難した。11月の中間選挙にロシアが再び介入する恐れが指摘される中、毅然とした態度を示す狙いだ。 英南部で元ロシア情報機関員らが神経剤で襲撃された事件で、米英独仏の4カ国首脳がロシア関与の可能性が極めて高いと非難した共同声明と同じ日の発表で、ロシアと米欧の緊張が高まるのは必至だ。