東京円、106円台前半 

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半で取引された。

 午後5時現在は、前日比52銭円高ドル安の1ドル=106円08~09銭。ユーロは85銭円高ユーロ安の1ユーロ=131円21~25銭。

 朝方はトランプ米政権の保護主義的な政策による貿易摩擦を警戒し、安全資産とされる円を買ってドルを売る動きが優勢だった。午後は新たな材料に乏しく、値動きは限定的だった。

 市場では「米通商政策の先行き不透明感が意識され、当面は円買いの動きになりそうだ」(外為ディーラー)との声があった。


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