2018年3月14日 17:42 | 無料公開
2017年の救急車出動は前年比2・1%増の634万2096件と、8年連続で過去最多を更新したことが14日、総務省消防庁の速報値で分かった。搬送者も2・0%増の573万5915人で過去最多。65歳以上が58・8%を占めており、消防庁は高齢化により病気で運ばれる人が多くなったとみている。 出動件数はこの20年で1・8倍に膨らんでいる。今後もさらに増加が予想され、タクシー代わりに使うなど安易な利用の抑制が課題だ。 出動の内訳は、急病が64・0%と最も多く、けがなどの一般負傷15・2%、転院搬送8・4%、交通事故7・6%と続いた。