日本、グアム訪問者数トップ陥落 76年以降初、北朝鮮情勢の影響 

 【マニラ共同】2017年に米領グアムを訪れた日本人の数が韓国に抜かれ、少なくとも1976年以降、日本が維持してきた訪問者数首位の座を譲ったことが14日、分かった。グアム観光局が明らかにした。

 昨年8月に北朝鮮がグアム沖への弾道ミサイル発射計画を表明し、旅行キャンセルが相次いだことが一因。昨年は日本―グアムの直行便が就航して半世紀の節目だったが、水を差された格好だ。

 観光局によると、17年のグアム訪問者は全体で約154万人と過去最高になった。日本からの訪問者は16年の約75万人から17年は約62万人に減少。一方、韓国は約54万人から約68万人に増えた。


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