東証、午前終値は2万1740円 米政権運営に懸念し反落 

 14日午前の東京株式市場は、米政権運営への懸念から欧米株が下落した流れを引き継ぎ、日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時200円を超えた。

 午前終値は、前日終値比227円30銭安の2万1740円80銭。東証株価指数(TOPIX)は10・02ポイント安の1741・01。

 前日のNY株式市場では、ダウ工業株30種平均がトランプ米大統領によるティラーソン国務長官の解任発表を受け続落し、欧州株も値を下げた。東京市場でも、取引開始直後から幅広い銘柄が売られた。

 米政権が中国製品に高関税を課す案などを検討していると報じられたことも、投資家心理が悪化した。


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