相撲協会の関係者聴取へ、内閣府 貴乃花親方告発を受理 

貴乃花親方=10日

 元横綱日馬富士関の傷害事件に関する日本相撲協会の対応を巡り貴乃花親方が内閣府の公益認定等委員会に告発状を提出した問題で、公益法人を所管する内閣府の梶山弘志担当相は13日、告発状を9日付で受理したと明らかにした。閣議後の記者会見で「告発状の指摘を含めて委員会の事務局が調査する」と述べ、協会関係者らから事情を聴くとの見通しを示した。

 親方は弟子の十両貴ノ岩関が受けた被害に絡み、協会危機管理委員会による調査の中立性などを問題視している。梶山氏は「(協会が)公益法人としての体裁を整えているのかという視点で調査する」と話した。


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