米朝首脳会談へ追加条件設けず 非核化へ期待感、機運維持狙い 

12日、米ホワイトハウスで記者会見するサンダース大統領報道官(UPI=共同)

 【ワシントン、ニューヨーク共同】トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が実現に意欲を示す米朝首脳会談について、サンダース大統領報道官は12日の記者会見で、核・ミサイル実験凍結などこれまでに示している三つの約束を「北朝鮮が守れば、会談は予定通り開かれる」と述べ、米側に追加条件を設ける考えはないとの立場を示した。

 マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は12日、ニューヨークで国連安全保障理事会メンバー国の国連大使らと会合を開き、終了後、記者団に非核化への進展に向け期待感を示した。


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